今年2月に韓国に一緒に行った仲間で、共有会や対話会を続けています。
今は、9/1 関東大震災での朝鮮人虐殺の犠牲者に対する追悼の場を、その前日の8/31に準備しています。
https://www.facebook.com/events/945078952665654
そのイベントに向けて8月は毎週月曜日に企画チームの4人が1つずつ記事を書いていきます。
今回は2回目。担当は、ミシェル由衣です。
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【ずっと存在しない国だった🇰🇷】
私にとっての韓国は、今年の2月に実際に訪問するまで、存在していない国だった。
ずっと興味もなく、食べ物以外で知っている事は0。
留学中に出会った何人もの韓国人と仲が悪いという訳ではなかった。
ただ、積極的に仲良くなろう。と考えたことも無かった。
もちろんこれは国で選んで居たたわけではなく、
ネイティブな人と話して英会話を上達させたかったからなんだけど…でも今思うと…?
1度だけ友達の紹介で、韓国人と一緒に食事に行ったのを思い出したけど、
その時は国なんて気にも止めていなかったと思う。
それでも、会った場所は留学先のアメリカという土地。
国を気にしなかったのか、気にしたくなかったのかは今も分からない。
(ちなみに、近い国だと中国にはきちんとお友達がいたし、留学時代にも中国人の友人がいました。)
今年の2月に韓国を訪問してから私の中にやっと
「韓国」という国がきちんと存在した様に感じている。
やっとリアルな韓国を直視するようになったと思う。
具体的には、韓国と日本の間にあると言われている、「問題」と言われるものと
きちんと向き合ってみる。知ってみる。をしているのが自分の中の大きな変化。
私は「みんな違ってみんな良い世界」を夢見ながら、
すぐ近くにある違う国からはおそらくずっと
「目をそらしている。」
そんな感覚に近かったのではないのかなぁと思っている。
こんなに沢山の韓国人に会って居ながら、友達が居ないのってやっぱりなんか変。
と考えているうちに、
私もしっかり日本のメディアに振り回されて、
〈攻撃〉するという選択はしなかったものの、
「とにかく何も見ない」
をやっていたのでは?と考えるようになりました。
昔の私は、「当事者ではないんだからわざわざ掘り返す事も無いだろう」という言い訳をしていた気がする。
これがまさに目をそらす行為だったなぁと今感じています。
もちろん知った所で、罪の意識を持つ気は無いし、今もそれは持っていない。
でも、知っている事は意味があると思っている。何が?と言われると難しいけど、
直視できるようになった、ちゃんと見ている感覚がとてもある。
皆さんの中に韓国という国はきちんと存在していますか?
私はもっと知ってみたいと思った自分を本当に心地よく思っています。
あ~友達増やして遊ぶぞ~!!!
ミシェル由衣