3/28の夜に、「どうして 作り続け売れ続けないと経済が回らない仕組みなんやろか?会議」というのをzoomでしました。
これは、FACEBOOKでの この表題の言葉のポツっとした呟きに、思わぬコメントがたくさん付いて、
「みんなそんなに このつぶやきについて話したいんなら、集まってみようか?」と、コメントをくれた人に声をかけてやってみたのでした。

途中出入りもあって、8名くらいの方と話して、最後に残ってくださった5名で写真を撮りました。

 

最初の方では、みんながなんとなく思っていることを、まず言葉にしてみることからはじめました。

・「どうして会社を大きくしなくちゃいけないの?」と聞いても、明確な答えをくれる人はいない。

・作る人/売る人/買う人 の間の分断が大きいと思う、、、などなど。

 

 

衣料の話になって、この場に参加してくださっていた、アパレル業界に詳しく衣料の循環の活動をされているSさんより、

・無駄な廃棄の象徴として、ファストファッションが思いつくけれど、大手はそれなりに活動しているところが多く、むしろ中規模以下のところが問題。

・ファストファッションを代表するブランド・Y社は、生産者の人権、工場内の働く環境、流通などにもよく配慮がされていて、店頭回収は積極的にやっている方で、被災地支援などもY社の店舗があるところは動きが早い、などの情報を教えてくださいました。
そもそも、日本の衣類のリサイクル率は低く、日本よりもっと アメリカは服をたくさん燃やしていること、
一方、ヨーロッパ その中でもサステナブルな意識が高いドイツは、そもそも「燃えるゴミ」の中に衣料は入っていないんだそう。
そもそも 衣料のリサイクル率の高い国は、教会など ドネーションの文化が定着していて、循環の仕組みがある程度できているとのことでした。

 

そもそも作りすぎているのに、すでにもう十分にあるのに、どうしてなんだろう、、、???

 

やっぱり不安なんじゃない?

何が不安なんだろう、、、???

 

世の中がこわい場所だと思っている人は、けっこういるよね、、、

いくらあると人は満足するのかな?

本当に何がほしいのかを知らない、わからないという人が多いんじゃないかな?、、、

 

今の生活が変わってしまう、落ちるのがこわい という子育て中のお母さんたちは、けっこういるよ、、、?

自分自身は、ある頃から執着がなくなったら、かえってお金にも困らなくなったよ、、、

自分はいいけど 子どもがおなかすかせてると思うとこわい。

子どものことを考えると 死ぬのも飢えるのもこわい、、、ってなる、、、

 

みんなやっぱり 不安 なんだね、、、

何がそんなに「不安」なんだろう、、、???

 

お金がない→食べれなくなる→やっぱりその根っこにあるのは「死」への恐怖なんじゃないかな、、、?
となって、最後の方は それぞれの死生観を語る深い場となりました、、、

 

どうして、作り続け 売り続け 捨て続けるのか、、、それは、そうしないと、お金がないと 最終的には「死」が待っているという「思い込み、刷り込み」があって、、、

 

その「思い込み、刷り込み」がなくなれば、
お金がなくなっても、最低限食べてはいける という安心があれば、
作り続け 売り続け 捨て続けるのを やめれるよね、、、

 

みんなで分け合えば 十分足りる。

カンパニアという会社を作ったとき、そんな願いを持って この名前を付けたんだった、、、というところに落ち着いた対話会。

やっぱり、この名前にしてよかった。
ただ黙々と、できることからやるしかないんだな、、、そう考えた夜でした。

そうして こうして話し合える場、つながりがあることにも とっても感謝◎
心の中にあるモヤモヤ、また話そうね、、、まずそれを出し切って 見つめ続けることから、すべてがはじまるんだな、、、と思いました。

 

きら河合史恵@どうして作り続け売れ続けないと経済が回らない仕組みなんやろか?会議参加者