12/18(水)は、文京区の向丘地域活動センターで、映画「Final Straw〜自然農が教えてくれたこと」の上映のあと、共同プロデューサーの辻かおりさんのお話を伺う会がありました。
日本・韓国・米国の自然農実践者のインタビューを中心に綴られるこの映画は、単に農法のひとつとしての自然農というHOW TOではなく、自然農という生き方、在り方を深く捉えた内容で、人が この地球の そして宇宙の一部として、他の万物の生きものたちとともに在る、、、命の廻り、循環、つながり、営み。。。静かな中に パワフルで深いメッセージを受け取ることができるすばらしい映画でした。
それはおそらく 自然農そのものの素晴らしさだけでなく、この映画の制作に携わった人びとの、音楽、アニメーション化されたやわらかいイラスト、撮影、編集、そして映画の全体に流れるつながりと自然農へのパッションと深い愛情が そのまま映像となって立ち現れてくるような、美しい作品でした。
お話くださった辻かおりさんは、「つながりを取り戻す」をキーワードに、自分自身とのつながり、人とのつながり、コミュニティとのつながり、地域とのつながり、地球とのつながりを、さまざまなアウトプットを通して、「つながりを取り戻す」ことの気づきと実践を伝えつづけておられます。
それは 映画制作、料理を感じ味わうワークショップ、ボディワーク・セラピー、ナチュラル・ファーミングなイベント、行政への働きかけ、米国ポートランドと日本をつなぐ行政同士の業務提携など多岐に渡り、一見何をしてる人かわからない、、、でも彼女の中では一貫した「つながりを取り戻す」というコンセプトが 深く静かに流れている稀有なパワフルさを受け取ることができた貴重な機会でした。
参加者のみなさんも、トランジション・タウン、自然農、パーマカルチャーといったキーワードで すでに実践している人たちばかり。
限られた時間の中で つながりを深めることができたいぃ時間になりました。