12/26 カンパニアのオフィスで、チェンジ・ザ・ドリームシンポジウムを開催しました。

チェンジ・ザ・ドリームシンポジウム(以下チェンドリ)は、
地球上のすべての人が
環境的に持続可能で、社会的に公正で、精神的にも充足した生き方を実現すること
を考え、対話し、自分がどんな役割を果たしていけるか?果たしたいか?を見つけてゆくことを目的とした
対話型のワークショップ・プログラムです。

アメリカの著名なファンドレイザー/社会活動家であるリン・ツイスト、ビル・ツイスト夫妻が、
南米エクアドルとペルーにまたがる熱帯雨林の中で自然と共存しながら今もクラス先住民族の1つであるアチュアル族と出会い、熱帯雨林の保護とそこに住む先住民を守るために必要なことは、現代を生きる私たちを動かしている破壊的な世界観と その世界観からくる行動を変えることであると気づき開発したプログラムです。
日本では、NPO法人セブン・ジェネレーションズが提供しています。
http://www.changethedream.jp/sponsor/index.html

 

昨日は、5名の方が来てくださって、静かな瞑想からはじまりました。

シンポジウムは、次の5つの問いの流れに沿って進み、それぞれにビデオを見て、どう感じたかをシェアし合う対話を繰り返すことで進められました。

 

【5つの問い】

今 私たちの世界がどんな状態にあるのか、どんなことが起こっているのか?
そうなるまでに どんな道のりを経て ここまで来たのか?
今 芽吹き出している 新しい世界観、視点、捉え方
今 何が可能なのか?
私たちは これからどこへ行くのか?

人間が、いつしか 自然の循環の営みを超えて、自然を資源と呼ぶことで 自身の欲望を満たすための道具箱のように 自然環境や 人間以外の動植物を搾取し破壊し続ける存在になってしまってきたこと。

人間同士の中でも 格差を作ることで、得る人と搾取される人の格差を作り、持つ者と 持たざる者、富める者と貧しき者という分断をどんどん広げてしまっていること、、、

果たして 本当にそうなのか?

それは 現代人が持ってしまった 夢や思い込みにすぎないのではないか、、、

、、、

本当は 世界はすべてつながっていて、あなたも私の一部であり、地球は 私そのものであり、地球を汚すことは 自分自身を汚すことと同じであるという新しい視点、、、

、、、

すでに起きつつある 新しい動き。

自分たちの手で 変化を起こすこと、つながりを作り立ち上がること、次の世代に、七世代先の未来にまで 美しい地球を残して渡してゆくこと、、、
そのために自ら何ができるかを 共に聴き合い つながる時間でした。

 

ワークショップの後半は、みなさんに持ち寄っていただいた食べ物を みんなで分け合っていただく ポットラックランチを囲みながら、さらにお話を進めました。

分け合えば 十分に足りる、ということ。

持ち寄れば 十分に 十分すぎるほどに豊かであるということを、実際に経験すること。

その積み重ねが、つながりを深く豊かにしてゆくと思います。

 

チェンジ・ザ・ドリームシンポジウムはこれからも、来年も カンパニアの学びプログラム=【学びのかまど】のコンテンツの一つとして、定期開催を予定しています。

ぜひ一度体験していただきたいプログラムです。

 

【参加してくださった方からの声】

【チェンドリ参加】今日は久々のチェンジ・ザドリーム シンポジウム参加。今回のファシリテーターはトランジションタウン・ジャパン理事でもある…

鈴木 純子さんの投稿 2019年12月26日木曜日

 

 

チェンジ・ザドリーム…

前島 ミシェル 由衣さんの投稿 2019年12月26日木曜日

 

きら河合史恵@チェンジ・ザ・ドリームシンポジウムファシリテーター