【8つの資本】

カンパニアという会社を作るとき、設立当初より集まった理事7名で、「8つの資本を扱える会社になろう!」という話をしました。

「8つの資本」という概念については、パーマカルチャーの師匠の一人である、ソーヤー海さんに習いました。

もともとの出典は、こちらにあります。

「8つの資本=8 Forms of Capitals」という概念は、Ethan Roland とGregory Landuaという人が提唱した概念です。

資本というと、私たちは通常 すぐ「お金、現金、キャッシュ」を思い浮かべますが、果たしてそれだけだろうか?と、8つの資本では問いかけています。

8 Forms of Capitalsでは、資本には8つの形態があって、お金はその1種類に過ぎないよ、ということを言っています。

8つの資本の内容は、こんな感じです。

資本の種類 資本の内容 例えば、、、
社会資本 (人との)つながり 影響力、関係、関係性など
物的資本 物質、天然資源 道具、建物、インフラなど
金融資本 お金 現金、金融商品、証券など
生命資本 炭素、窒素、水 土、生命、土地、生態系など
知的資本 アイディア、知識 言葉、イメージなど
経験資本 行動 身につけた経験、知恵など
精神的資本 祈り、意図、信仰、カルマ 精神的成長、悟りなど
文化資本 歌、物語、儀式 コミュニティ

カンパニアは、「お金がないと生きていけない!」という人や仕組みそのものをなくしてゆきたいと考えています。

また、お金は、人を豊かにするもの=資本の1つに過ぎない、と考えています。

資本とは、人が生き生きと輝いていきてゆくために必要な、あらゆるものであると考えていて、

それが実現する世界や仕組みを作るにはどうしたらいいか、ということを日々考えています。